となりのまど

とりとめもない話

睡眠

どうしようもなく動きたくない日がある。


明日は1日ベッドにいようと決め込んで、眠りにつく夜がある。

睡眠は自由だ。

心地よいばかりではないけど、少なくとも非現実的だと私は思う。

嫌な夢を見ても、逆に夢は見なくても、全然疲れは取れなくても、考え事は出来ないこの私の中では空白とも取れる時間が好きだった。


起きていると取り留めもない事ばかりを考える。

最近の自分の体重について、サプリメントの効果が出ているかについて、職場での自分の立ち振る舞い、性格について、将来について、パブリックな言葉について。


それらは時に苦痛を伴う。考え事が癖になってしまって考えずにはいられないから、起きている時は逃れる事が出来ない。

逃れる唯一の方法が睡眠である。

人間も冬眠をしてくれたらいいのに。そうしたら、人生がもっと単純で、豊かなものになるのに。

考えていると立ち止まっている感覚がする。行動的な人達からはあっという間に距離を開けられ、時間から突き放されている感覚がある。

平等じゃないと知りながら、みんなが自分に合わせて平等でいてほしいと願う私はとんでもなく愚かだと思った。


メロディ


心が湧くメロディがあります。好きな歌手というよりメロディラインで好きになる。歌詞の語感で好きになることが多い。


きもちがいいですよね。自分にぴったりはまる音楽は。


匂いでも同じことがいえます。夏の朝と夕方の匂いはいいです。


夜の匂いもいい。もわっとした、湿度の高い、深い匂いがします。

ベランダに出て深呼吸をするとそれだけで少し生きててよかったと思えます。


いらいらしたときにぜひ。

おすすめです。



カフェインを摂取しても眠い


コーヒーが好きです。ブラックもカフェラテも、キャラメルやチョコレートが入っていてもいい。


ただ今は眠いです。

眠気を覚ますために飲むというより普段は娯楽で飲んでるから余計に心が和んでしまって眠たい。


匂いでほっとしちゃうんですね。

コーヒーって本当に眠気覚ましになるのか。コーヒーでも覚めない意識は落としてしまった方がいいのか。分からない。



夜景


東京の夜の光は赤色が目立つ。


人が住んでる色ではなくて、機械的な色。

赤は好きだけど不穏な色だと思う。


ハートも赤。

血も赤。

サンタクロースも赤。

トマトも赤。

りんごも赤。


血以外の不穏な理由が思いつかなかった。


こういうときもある。

そういう風に適当に生きたい。





コインランドリー

22時過ぎのコインランドリーには様々な人が来る事を今日初めてしった。その全ての人はみんな洗濯に集中していて、目が合うことはない。みんな洗濯物を放ったらどこかにいってしまう。読書をしながら待つのは私くらいらしかった。


洗剤を入れすぎてべたべたになってしまった洗濯物をそのまま乾燥にかけた。家に干すことも出来たけど、近々旅行に出かける予定だったから仕方なく300円を握って乾かしにきていた。洗濯物は好きだけど、得意ではない。いつも物足りない気がして、洗剤や柔軟剤を入れすぎるし、洗濯機いっぱい洗わないと気が済まない。


ここにいる人たちは洗濯が得意そうだった。お話したかった。だけど誰も目を合わせてくれないから仕方がない。


唯一得意な読書をしてバランスを図ろうと思う。




白い日差し

世界が白い。

 

明るすぎる太陽は赤とか黄色とかではないのですね。昔書いた絵の太陽はどれも赤や黄色で、白で書いたことはないなと思って。大人になってもまだまだ発見だなと思います。

 

なんというか、実物を見るより絵本や、見本に忠実に書いてしまう節が私にはあったんですよね。

その方が褒められるんですよ。万人ウケするものを作り出すことは、周りの大人を安心させるから。そして褒められるって、子どもの時の私にとっては唯一だったんですよね。認められる唯一の手段。許されている感じがしました。許されたかった私の希望だった。

 

だから、人が作るものばかり見てきました。

人の理想ばかりみてきました。

世界の事実なんて、知らない事ばかりです。

 

平成最期の夏。奇しくも、私の職場も最期の夏。

 

光に上手く透過出来るように、髪の毛の色を抜いて、染め直しました。

 

事実を取り入れながら生きていく強さを身につけようと思います。