白い日差し
世界が白い。
明るすぎる太陽は赤とか黄色とかではないのですね。昔書いた絵の太陽はどれも赤や黄色で、白で書いたことはないなと思って。大人になってもまだまだ発見だなと思います。
なんというか、実物を見るより絵本や、見本に忠実に書いてしまう節が私にはあったんですよね。
その方が褒められるんですよ。万人ウケするものを作り出すことは、周りの大人を安心させるから。そして褒められるって、子どもの時の私にとっては唯一だったんですよね。認められる唯一の手段。許されている感じがしました。許されたかった私の希望だった。
だから、人が作るものばかり見てきました。
人の理想ばかりみてきました。
世界の事実なんて、知らない事ばかりです。
平成最期の夏。奇しくも、私の職場も最期の夏。
光に上手く透過出来るように、髪の毛の色を抜いて、染め直しました。
事実を取り入れながら生きていく強さを身につけようと思います。